“うんぷてんぷ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
運否天賦50.0%
運賦天賦50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
バクチの方では干将莫耶かんしょうばくやつるぎでござんしてな、この賽粒の表に運否天賦うんぷてんぷという神様が乗移り、その運否天賦の呼吸で黒白こくびゃく端的たんてきが現われる
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「いや、銀行バンクなどで事をきめるのは、運否天賦うんぷてんぷというものですからね。」
「そいつは、いよいよ運否天賦うんぷてんぷのめぐり合せだ」
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
運賦天賦うんぷてんぷのものですから、本職だって勝つときまったものではなし、ドコへ福がぶっつかるかわかりませんや」
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そこで田に水を落す前にたまりを作っておいて、天日てんぴで暖める工夫をしたものだが、それが図にあたって、それだけのことであんな一代分限ぶげんになり上ったのだ。人ってものは運賦天賦うんぷてんぷで何が……
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)