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うほうだらにきょう
ふりがな文庫
“うほうだらにきょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雨宝陀羅尼経
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨宝陀羅尼経
(逆引き)
と着た浴衣は
経帷子
(
きょうかたびら
)
、使った行水は
湯灌
(
ゆかん
)
となる事とは、神ならぬ身の萩原新三郎は、誠に心持よく表を閉めさせ、
宵
(
よい
)
の内から
蚊帳
(
かや
)
を吊り、其の中で
雨宝陀羅尼経
(
うほうだらにきょう
)
を
頻
(
しき
)
りに読んで居ります。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と云って、
死霊除
(
しりょうよけ
)
のお
守
(
まもり
)
をかしてくれた。それは
金無垢
(
きんむく
)
で四寸二分ある
海音如来
(
かいおんにょらい
)
のお守であった。そしてそれとともに一心になって
読経
(
どきょう
)
せよと云って、
雨宝陀羅尼経
(
うほうだらにきょう
)
という
経文
(
きょうもん
)
とお
札
(
ふだ
)
をくれた。
円朝の牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
一生懸命一心不乱に
雨宝陀羅尼経
(
うほうだらにきょう
)
を読誦して居ると、駒下駄の音が
生垣
(
いけがき
)
の元でぱったり
止
(
や
)
みましたから、新三郎は
止
(
よ
)
せばいゝに念仏を唱えながら蚊帳を出て、そっと戸の節穴から
覗
(
のぞ
)
いて見ると
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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