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うずしお
ふりがな文庫
“うずしお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
渦潮
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渦潮
(逆引き)
かれは明け方に鳴門の
渦潮
(
うずしお
)
を見物する者と称して、土佐泊へ
上陸
(
あが
)
ったが、そこから
忽然
(
こつぜん
)
と影をかくしていた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この本軍は、ここ
福良
(
ふくら
)
を発して、
鳴門
(
なると
)
の
渦潮
(
うずしお
)
を渡り、
阿波
(
あわ
)
の土佐
泊
(
どまり
)
に、足場を取る作戦と見えた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふりかえってみれば、剣山の
険
(
けん
)
、岡崎の船関、鳴門の
渦潮
(
うずしお
)
——、よくも、ここまで戻ってこられたものと、いまさら、自身さえ不思議な心地がして、お綱はそこの中二階にいるのであった。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うずしお(渦潮)の例文をもっと
(4作品)
見る
“うずしお”の意味
《名詞》
うずしお【渦潮】
潮の満ち引きが激しい狭い海峡などで起こる、海水が渦を巻いて流れる現象。
(出典:Wiktionary)
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