“うえだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上田90.9%
植田9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「真田源次郎どのとおおせあると、上田うえだ城主じょうしゅ真田昌幸さなだまさゆきどののご一、秀吉公の手もとでやしなわれているとうわさにききましたが、その源次郎どのでござるか」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このあいだ上田うえだの家からもらって来たダーリアはどうしたものか少し芽を出しかけたままで大きくならぬ。
花物語 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
最早梅雨つゆに入って、じめ/\した日がつゞく。簑笠みのかさで田も植えねばならぬ。畑勝はたがちの村では、田植は一仕事、「植田うえだをしまうとさば/\するね」
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)