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いんあん
ふりがな文庫
“いんあん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
陰闇
80.0%
陰暗
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陰闇
(逆引き)
それでクリストフは、自分の心を乱すその
陰闇
(
いんあん
)
な力には一定の意味があり、しかもその意味は自分の意志と調和してるものだと、確信していた——確信したがっていた。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
夜……
淵
(
ふち
)
……光もなく、本心もなく……ただ「存在」が。「存在」の
陰闇
(
いんあん
)
貪欲
(
どんよく
)
な力。無上に力強い喜悦。張り裂けるばかりの喜悦。空虚が石を吸い込むように、全身を吸い込む喜悦。
ジャン・クリストフ:05 第三巻 青年
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
いんあん(陰闇)の例文をもっと
(4作品)
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陰暗
(逆引き)
雲の多い午後が、
陰暗
(
いんあん
)
な夕空明りへ
傾
(
かたむ
)
いてゆく。階段の窓を叩く雨の音が、まだ聽え、邸の
背後
(
うしろ
)
の
灌木林
(
くわんぼくりん
)
に風が騷いでゐる。私の
體
(
からだ
)
は、だん/\に石のやうに
冷
(
つめ
)
たくなつて來た。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
いんあん(陰暗)の例文をもっと
(1作品)
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