“いわみぎんざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石見銀山92.3%
岩見銀山7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
残るは妾ただ一匹、年頃契り深からず、石見銀山（いわみぎんざん）桝落（ますおと）し、地獄落しも何のその。縦令（たと）ひ石油の火の中も、盥（たらい）の水の底までも、死なば共にと盟（ちこ）ふたる、恋し雄に先立たれ、何がこの世の快楽（たのしみ）ぞ。
こがね丸 (新字旧仮名) ／ 巌谷小波(著)
「石見銀山（いわみぎんざん）かな。——お嬢さんの味噌汁にだけ入っていたところをみると、企んだ仕事だよ、親分」
銭形平次捕物控：110 十万両の行方 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)
「小僧さん、ついでの時でいいから、岩見銀山（いわみぎんざん）の薬を少しばかり買って来て頂戴な」
大菩薩峠：20 禹門三級の巻 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)