“いわきやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
岩木山50.0%
石城山50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
番人は鑑札を検してから、はじめ慇懃いんぎんことばを使うのである。人が雲表うんぴょうそびゆる岩木山いわきやまゆびさして、あれが津軽富士で、あのふもとが弘前の城下だと教えた時、五百らは覚えず涙をこぼして喜んだそうである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
明治四十二年十二月三十日、世間では年末だ師走だと餅搗きやら懸取りやらに忙しく騒いでいる中を東京帝国大学の嘱によって石城山いわきやま神籠石こうごいし探検の為に登山した。
周防石城山神籠石探検記 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)