“いはきやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
岩城山50.0%
岩木山50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかなるゆゑぞと尋ぬるに、津軽の岩城山いはきやまの神はなはだ丹後の人を忌嫌ふ、もし忍びても丹後の人此地に入る時は天気大きに損じて風雨打続き船の出入無く、津軽領はなはだ難儀に及ぶとなり。
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
まだ雪を見ぬ岩木山いはきやまは、十月の朝日に桔梗の花の色をして居る。山を繞つて秋の田が一面に色づいて居る。街道は斷續榲桲まるめろの黄な村、林檎の紅い畑を過ぎて行く。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)