“いるまん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イルマン
語句割合
伊留満66.7%
入留満16.7%
法弟16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきよりこの一群に、着きつ、離れつ随ひ来れる油売、実は伊留満いるまん喜三郎、油桶は持たで、青き頭巾かぶれる。叱咤せられ、袖かざしてすさる。
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
もと南蛮寺におりました入留満いるまんが、九条のかたほとりに隠れておることを、愚僧は仔細しさいあってよう存じております、この入留満は、邪法を使う稀代きだいの悪僧で、時ならぬに枯木に花を咲かせ、ある時は
切支丹転び (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
トルレス神父ばてれん、フェルナンデス法弟いるまん、その他の者を従へ、パウロの案内によつてその故郷鹿児島へ上陸したのは一五四九年八月十五日、聖母まりや昇天祭の日であつた。