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いたじき
ふりがな文庫
“いたじき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
板敷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
板敷
(逆引き)
武士の中に
巨勢
(
こせ
)
の
熊檮
(
くまがし
)
なる者、
一九七
胆
(
きも
)
ふとき男にて、人々我が
後
(
あと
)
に
従
(
つ
)
きて来れとて、
一九八
板敷
(
いたじき
)
をあららかに踏みて進みゆく。
塵
(
ちり
)
は一寸ばかり積りたり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
併し、縁側にも、暗い空の影が動いていて、植え込みの緑が
板敷
(
いたじき
)
の上一面に溶けているのであった。
栗の花の咲くころ
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
が、
勢
(
いきお
)
いついた新吉の身は、わか姉さんの手をすり
抜
(
ぬ
)
け、ファットマンの頭にぶつかると、もんどり打って下の
板敷
(
いたじき
)
へ、まっさかさまにたたきつけられた、と思ったその
刹那
(
せつな
)
です。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
いたじき(板敷)の例文をもっと
(25作品)
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“いたじき”の意味
《名詞》
床が木製の板でできていること。また、そのような部屋や舞台、縁など。
(出典:Wiktionary)