トップ
>
いくじな
ふりがな文庫
“いくじな”の漢字の書き方と例文
語句
割合
意気地無
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
意気地無
(逆引き)
そういう
質
(
たち
)
の智慧のある人であるから、今ここにおいて行詰まるような
意気地無
(
いくじな
)
しではなかった。先輩として助言した。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
友「やい蟠龍め、この煙草入は覚えが有ろう、この友之助が
其方
(
そち
)
へ売った煙草入、お茶の水の人殺しの時、亥太郎さんに取られたであろう、さア
何
(
ど
)
うじゃ、えゝ、この
意気地無
(
いくじな
)
しめが」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ハハハ、そうよ、
異
(
おつ
)
に
後生気
(
ごしょうぎ
)
になったもんだ。
寿命
(
じゅみょう
)
が
尽
(
つ
)
きる前にゃあ気が弱くなるというが、
我
(
おら
)
アひょっとすると
死際
(
しにぎわ
)
が近くなったかしらん。これで死んだ日にゃあいい
意気地無
(
いくじな
)
しだ。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
いくじな(意気地無)の例文をもっと
(3作品)
見る