“いえなり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
家斉91.7%
家齊8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
独美は寛政四年に京都に出て、東洞院ひがしのとういんに住んだ。この時五十九歳であった。八年に徳川家斉いえなりされて、九年に江戸にり、駿河台するがだいに住んだ。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そのため、増長天王はしばらく江戸の上屋敷の秘庫ひこにあったが、後に将軍家斉いえなり懇望こんもうされて、江戸城本丸に移された。
増長天王 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時の将軍家齊いえなり公へ長二郎の罪科御裁許を申上げられました。
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)