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いえとじ
ふりがな文庫
“いえとじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
家刀自
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家刀自
(逆引き)
そうでなくとも若い人たちは、前の
家刀自
(
いえとじ
)
が家を支配する限り、昼は別れて山鳥の生活をするように、日本の婚姻制はできていた。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それへ
上手
(
じょうず
)
に灰を掛けて、朝は真赤な
燠
(
おき
)
になっているようにして置く事が、今でも
家刀自
(
いえとじ
)
の
技倆
(
ぎりょう
)
であり、また威望の根拠でもあるごとく見られていた。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「何昔がよかろうか」というに炉の向こうにいた
家刀自
(
いえとじ
)
が「
琵琶
(
びわ
)
にスルスでも語らねか」と言ったとある。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
何の故に山の神たる者がかくのごとく、人間の
家刀自
(
いえとじ
)
の必ず持つべきものを、
手草
(
たぐさ
)
にとって舞うことにはなったのか。それがまず決すべき問題だといわねばならぬ。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
これに反して俳諧は、なんでもない
只
(
ただ
)
の人、極度に平凡に活きている
家刀自
(
いえとじ
)
、もっと進んでは
乞食
(
こじき
)
、
盗人
(
ぬすっと
)
の妻までを、俳諧であるが故に考えてみようとしているのであります。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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