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あんうつ
ふりがな文庫
“あんうつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
暗鬱
84.2%
暗欝
15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暗鬱
(逆引き)
そこでも、味い
剰
(
あま
)
すがゆえにいつも
暗鬱
(
あんうつ
)
な未練を残している人間と、飽和に達するがゆえに明色の恬淡に
冴
(
さえ
)
る人間とは極端な対象を做した。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
こう体のうちに
鬱屈
(
うっくつ
)
している元気とでもいうようなものが、血の底に
溜
(
たま
)
って、それがひどくなると、
暗鬱
(
あんうつ
)
にさえなってくるのじゃないかと思います
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あんうつ(暗鬱)の例文をもっと
(16作品)
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暗欝
(逆引き)
忠盛もまた、白河法皇から、宿の妻にせよと、
祇園女御
(
ぎおんのにょご
)
を賜わったことが、いかに、
因
(
いん
)
をなして、青春を無残なものにしてしまったか。以後の長い、
暗欝
(
あんうつ
)
な十数年の家庭の悩みとなったことか。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あんうつ(暗欝)の例文をもっと
(3作品)
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