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あぶらげ
ふりがな文庫
“あぶらげ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
油揚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
油揚
(逆引き)
別に
油揚
(
あぶらげ
)
を二枚に
剥
(
は
)
がして中の白身を
庖丁
(
ほうちょう
)
で丁寧にこそげて取ります。それからその油揚の皮を細かく刻んで醤油と味淋で美味しく煮ておきます。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
万事は音作のはからひ、酒の
肴
(
さかな
)
には
蒟蒻
(
こんにやく
)
と
油揚
(
あぶらげ
)
の煮付、それに漬物を添へて出す位なもの。
軈
(
やが
)
て音作は
盃
(
さかづき
)
を
薦
(
すゝ
)
めて
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
昔の日本人は前後左右に気を配る以外にはわずかにとんびに
油揚
(
あぶらげ
)
をさらわれない用心だけしていればよかったが
からすうりの花と蛾
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
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(27作品)
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