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あづち
ふりがな文庫
“あづち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
安土
96.2%
垜
3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安土
(逆引き)
その時、弦を離れた矢は的をはずれたので、彼はもう一本の方を試みたが、二本とも
安土
(
あづち
)
の砂の中へ行ってめり込んだ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
古道具屋の主人
曰
(
いはく
)
、「これは
安土
(
あづち
)
の城にあつたものです。」僕
曰
(
いはく
)
、「
蓋
(
ふた
)
の裏に何か横文字があるね。」主人
曰
(
いはく
)
病中雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あづち(安土)の例文をもっと
(25作品)
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垜
(逆引き)
矢は
垜
(
あづち
)
の上を遙かに越えて、その後の
疎
(
まば
)
らな木立を拔け、隣の庭——植木屋の松五郎の庭——へと飛んで行きます。それからほんの暫らくの後——。
銭形平次捕物控:057 死の矢文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
垜
(
あづち
)
を越して、此羽目へ射込むには、坊主矢ぢや駄目だ。新助が
本矢鏃
(
ほんやじり
)
を使つたのはその爲さ」
銭形平次捕物控:057 死の矢文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「まだ解らねえ、——手前と重吉兄哥は、此處を眞つ直ぐに
垜
(
あづち
)
の前を通つて、木戸をあけて、ゆつくり植木屋の裏へ出てくれ、何か變つた事があつたら、遠慮なく聲を出してもいゝ」
銭形平次捕物控:057 死の矢文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あづち(垜)の例文をもっと
(1作品)
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