“あたたまり”の漢字の書き方と例文
語句割合
温気100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水気が少しでも交ると早や早や悪くなります。水なしにお砂糖を少し入れて最初はほたるのようなトロ火へかけておくとその温気あたたまりで林檎から汁が出て鍋一杯になります。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
医術の適中 それから脈など見ますとほんのかすかにって居るばかりで、腹の中に手を入れて見ると幾分か温気あたたまりがある。首筋を持って見ると非常に堅くなって居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)