“あしはらしこを”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アシハラシコヲ
語句割合
葦原色許男50.0%
葦原醜男50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここにその大神出で見て、「こは葦原色許男あしはらしこをの命といふぞ」とのりたまひて、すなはち喚び入れて、そのへみむろやに寢しめたまひき。
またの名は大穴牟遲おほあなむぢの神といひ、またの名は葦原色許男あしはらしこをの神といひ、またの名は八千矛やちほこの神といひ、またの名は宇都志國玉うつしくにたまの神といひ、并はせて五つの名あり。
かれここに神産巣日御祖みおやの命に白し上げしかば、「こはまことに我が子なり。子の中に、我が手俣たなまたよりきし子なり。かれいまし葦原色許男あしはらしこをの命と兄弟はらからとなりて、その國作り堅めよ」
翌朝素戔嗚は何時いつもの通り、岩の多い海へ泳ぎに行つた。すると其処へ葦原醜男あしはらしこをが、意外にも彼の後を追つて、勢よく宮の方から下つて来た。
老いたる素戔嗚尊 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
葦原醜男あしはらしこをと申します。」
老いたる素戔嗚尊 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)