トップ
>
あきぜみ
ふりがな文庫
“あきぜみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
秋蝉
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秋蝉
(逆引き)
秋蝉
(
あきぜみ
)
が、啼いている。石井戸のそばに、坐りこんで、
工匠
(
たくみ
)
たちは弁当をひらき初めた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今までは一向気にも留めざりし
鴉
(
からす
)
の鳴声も、かの大木の梢に聞付け候時は、
和尚奴
(
おしょうめ
)
、ざま見ろ。いゝ気味だと
嘲弄
(
ちょうろう
)
致すものゝやうに聞きなされ、
秋蝉
(
あきぜみ
)
の鳴きしきる声は、惜しよ惜しよ。
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
堤後
(
ていご
)
の
樹下
(
じゅか
)
に鳴いているのだろう、
秋蝉
(
あきぜみ
)
の声がしおらしく聞えて来た。
蘆声
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
あきぜみ(秋蝉)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
あきせみ
つくつくぼうし
ひぐらし