“あきす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
空巣60.9%
明巣30.4%
秋簾8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寅吉は深川に住んで、おもて向きは鋳掛いか錠前じょうまえ直しと市中を呼びあるいているが、博奕ばくちも打つ、空巣あきす狙いもやる。
半七捕物帳:40 異人の首 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
やゝ餘炎ほとぼりのさめたる頃に信さんお前は腹を立つか知らないけれど時の拍子だから堪忍して置いて呉んな、誰れもお前正太が明巣あきすとは知るまいでは無いか
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
黎明れいめいを思ひ軒端の秋簾あきす見る
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)