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あかいのこ
ふりがな文庫
“あかいのこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
赤猪子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤猪子
(逆引き)
赤猪子
(
あかいのこ
)
のどこまでも
正直
(
しょうじき
)
な
心根
(
こころね
)
をおほめになり、ご自分のために、とうとう一生お
嫁
(
よめ
)
にも行かないで過ごしたことをしみじみおあわれみになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
赤猪子
(
あかいのこ
)
は、そのお歌を聞いて、たまりかねて
泣
(
な
)
きだしました。その
涙
(
なみだ
)
で、赤色にすりそめた着物の
袖
(
そで
)
がじとじとにぬれました。そして泣き泣き歌って
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
赤猪子
(
あかいのこ
)
はたいそう喜んで、それなりお
嫁
(
よめ
)
にも行かないで、一心にご
奉公
(
ほうこう
)
を待っておりました。しかし
宮中
(
きゅうちゅう
)
からは、何十年たっても、とうとうお
召
(
め
)
しがありませんでした。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
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