“あいそづ”の漢字の書き方と例文
語句割合
愛想尽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
およそ失望は落胆を生み落胆は愚痴を生む。「叔母の言艸いいぐさ愛想尽あいそづかしと聞取ッたのは全く此方こちら僻耳ひがみみで、或は愚痴で有ッたかも知れん」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
二三分時ぷんじ前までは文三は我女わがむすめの夫、我女は文三の妻と思詰めていた者が、免職と聞くより早くガラリ気がかわッて、にわか配合めあわせるのが厭に成ッて、急拵きゅうごしらえ愛想尽あいそづかしを陳立ならべたてて
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)