“あいかな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相叶83.3%
相称16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近々とお姿を見、影を去って、ひざまずいて工夫がしたい! 折入ってお願いは、相叶あいかなうことならば、お台所の隅、お玄関の端になりとも、一七日ひとなぬか二七日ふたなぬか、お差置きを願いたい。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
以て御帰参相叶あいかない候様共に尽力可仕候じんりょくつかまつるべくそうろう右の者早々御取押おんとりおさえ有って可然候しかるべくそろ云々しか/\
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
なかんずく大評判、大当たりは、滝の白糸が水芸みずげいなり。太夫たゆう滝の白糸は妙齢一八、九の別品にて、その技芸は容色と相称あいかないて、市中の人気山のごとし。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)