“あいかい”の漢字の書き方と例文
語句割合
相会100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「君らは自分以上な者を敬うことを知らないのか。思うに、天罡星てんこうせい相会あいかいする重大な機運が来ているものと思う。諸君の望むわたくしの成敗などはゆるされない」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其処で村の人達は相会あいかいして、これには何か不思議な仔細があるのであろうと議結ぎけつをして小祠やしろを大きな合歓の木の下に建立こんりつして、どうかこの村に何事のたたりもないように
稚子ヶ淵 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すなわち個々の生産期の境目さかいめに際し、生死二つの世界の霊魂の、系統を同じくするものが相会あいかいして、歌舞饗宴の悦楽を共にしようとしたことは、数多くの民族を通じて
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)