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『雪後記』
ふりがな文庫
『
雪後記
(
ゆきこうき
)
』
今年の冬は、二度十勝岳へ行った。 そしてそれは、私にとっては、誠に待望の十勝行の再挙が遂に成ったものであった。 冬の十勝行ももう旧い話で、実のところ、今ではもはや私たちの仲間の雪の研究の生活の中では、何も事新しい話ではない。しかし私自身にと …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
自然科学 > 地球科学・地学 > 気象学
初出
「文藝春秋 第八巻第九号」文藝春秋社、1940(昭和15)年6月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
裂罅
(
クレバス
)
軟
(
やわら
)
一
(
ひと
)
剣橋
(
ケンブリッジ
)
嶽樺
(
だけかんば
)
愈々
(
いよいよ
)
暢気
(
のんき
)
椴松
(
とどまつ
)
洋灯
(
ランプ
)
流石
(
さすが
)
硝子
(
ガラス
)
間中
(
あいだじゅう
)
鬣
(
たてがみ
)
魚刺
(
やす
)