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『河鹿』
ふりがな文庫
『
河鹿
(
かじか
)
』
C君は語る。 これは五六年前に箱根へ遊びに行ったときに、湯の宿の一室で同行のS君から聞かされた話で、しょせんは受売りであるから、そのつもりで聞いて下さい。 つい眼のさきに湧きあがる薄い山霧をながめながら、わたしはS君と午後の茶をすすっていた …
著者
岡本綺堂
初出
「婦人公論」1921(大正10)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
探索
(
さぐ
)
淑
(
つつ
)
阿母
(
おかあ
)
烟
(
けむ
)
衾
(
よぎ
)
囁
(
ささや
)
寡言
(
むくち
)
樋
(
とい
)
譫語
(
うわごと
)
鬱陶
(
うっとう
)
題名が同じ作品
河鹿
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)