続 手紙ぞく てがみ04 池内蔵太あて(推定、慶応元年夏、二十二日)04 いけくらたあて(すいてい、けいおうがんねんなつ、にじゅうににち)
其後ハ御物遠奉存候。 作日頃より御風気ニ御引籠のよし御大事可被成、奉存候。 然ニ拙儀御国の無余儀方ニ文通し申度、独兄ならでハ不叶事拝顔仕度奉存候。 彼海軍士官被仰付候者も、大坂表ニて被仰付候時ハ拙者、急〻下坂仕らねバ彼者とよる所を不知と申事 …
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