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『女体』
ふりがな文庫
『
女体
(
にょたい
)
』
岡本は谷村夫妻の絵の先生であつた。元々素行のをさまらぬ人ではあつたが、年と共に放埒はつのる一方で、五十をすぎて狂態であつた。 谷村夫妻の結婚後、岡本は名声も衰へ生活的に谷村にたよることも多かつたので、金銭のこと、隠した女のこと、子供のこと、 …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝春秋 第二四巻第七号」1946(昭和21)年9月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約31分(500文字/分)
朗読目安時間
約52分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下卑
(
げび
)
余燼
(
よじん
)
先登
(
せんとう
)
咒
(
のろ
)
愬
(
うった
)
戯談
(
じょうだん
)
抑々
(
そもそも
)
矜持
(
きょうじ
)
肋膜
(
ろくまく
)
貪婪
(
どんらん
)
障碍
(
しょうがい
)
題名が同じ作品
女体
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)