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『白い朝』
ふりがな文庫
『
白い朝
(
しろいあさ
)
:
――「正夫の童話」――
(
――「まさおのどうわ」――
)
』
芝田さんの家の門は、ちょっと風変りです。その辺は屋敷町で、コンクリートの塀や、鉄格子の門扉や、御影石の門柱などが多く、至って近代的なのですが、そのなかに、道路より少しひっこんで、高さ一間半ほど、太さ二抱えほどの丸木が、二本立ち並び、木の格子 …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造」1938(昭和13)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約35分(500文字/分)
朗読目安時間
約57分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
空
(
くう
)
何時
(
なんじ
)
堪
(
こら
)
恐
(
こわ
)
角
(
かど
)
今朝
(
けさ
)
午
(
ひる
)
床
(
とこ
)
怒
(
おこ
)
暦
(
こよみ
)
気配
(
けはい
)
水気
(
すいき
)