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『怪しき旅僧』
ふりがな文庫
『
怪しき旅僧
(
あやしきたびそう
)
』
——此の話は武蔵の川越領の中の三ノ町と云う処に起った話になっているが、此の粉本は支那の怪談であることはうけあいである。 それは風の寒い夜のことであった。三ノ町の某農家の門口へ、一人の旅僧が来て雨戸を叩いて宿を乞うた。ところで農家ではもう寝よ …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
他
(
よそ
)
某
(
ある
)
容
(
さま
)
紅
(
くれない
)
各自
(
てんで
)
妖怪
(
ばけもの
)
数多
(
たくさん
)
竈
(
へっつい
)
主翁
(
ていしゅ
)
地炉
(
いろり
)
室
(
へや
)
慍
(
おこ
)
箕
(
み
)