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『子供に化けた狐』
ふりがな文庫
『
子供に化けた狐
(
こどもにばけたきつね
)
』
子供に化けて、大人をだます悪い狐がをりました。 三五郎と云ふ百姓が、馬を曳いて帰つて来ますと、道の端に七八つ位の一人の子供が泣いてゐました。 三五郎は、狐が化けてゐるのだと気づきましたから、わざと知らない振りをして通りすぎようとしました。子 …
著者
野口雨情
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「小学男生」1922(大正11)年8月号
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
大
(
おほき
)
可笑
(
おかし
)
梟
(
ふくろふ
)
逃
(
にげ
)
三途
(
さんづ
)
囃立
(
はやしたて
)
小父
(
をぢ
)
己
(
おれ
)
微
(
かすか
)
捉
(
つか
)
斯
(
か
)
毬
(
まり
)
襟頸
(
えりくび
)