彼は誰を殺したかかれはだれをころしたか
男でもほれぼれする吉田豊のやすらかな寝顔を眺めながら中条直一は思った。 「こんな美しい青年に妻が恋するのは無理はないことかも知れない。どう考えても俺は少し年をとりすぎている。ただ妻の従弟だと思ッて近頃まで安心していたのは俺の誤りだッた。明日 …