“さうか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サウカ
語句割合
草加40.0%
喪家30.0%
莊賈10.0%
窓下10.0%
窻下10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わかときことだ。いまではかまふまい、わたしてい二人ふたりで、宿場しゆくばでふられた。草加さうかあめつたのではない。四谷よつやはづれで、二人ふたりともきらはれたのである。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
宗助そうすけ喪家さうかいぬごと室中しつちゆう退しりぞいた。のちれいおとはげしくひゞいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
((莊賈ノ使者))すでき、いまかへるにおよばず。((穰苴))ここおいつひ莊賈さうかり、もつて三ぐんとなふ。三ぐんみな(一九)振慄しんりつせり。
穰苴じやうしよすでに((君ヲ))し、莊賈さうかやくしていはく、『(六)旦日たんじつ(七)日中につちう軍門ぐんもんくわいせよ』と。穰苴じやうしよせてぐんいたり、(八)へう(九)ろうくだしてつ。
明和めいわ戊子ぼし晩春、雨れ月朦朧もうろうの夜、窓下さうかに編成し、以て梓氏ししあたふ。題して雨月物語うげつものがたりふと云ふ。剪枝畸人せんしきじん書す。
この恩を謝せんとて、自ら我僑居けうきよし少女は、シヨオペンハウエルを右にし、シルレルを左にして、終日ひねもす兀坐こつざする我読書の窻下さうかに、一輪の名花を咲かせてけり。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)