“賈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
50.0%
33.3%
あたい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしてその百貨の走集するところとなるゆえんのものはその位置を得たるをもってなり。それ長袖ちょうしゅうよく舞い、多銭よくう。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
彼等は実に彼等自身をに売り付すものなり、その最後に得るところはこと/″\く空なり、ひとり空なるのみならず、罪の重荷あり、罪の終なる死あり、豈に悲まざるべけんや。
主のつとめ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
「ここに美玉あり。ひつおさめてかくさんか。善賈ぜんかを求めてらんか。」と子貢が言った時、孔子は即座そくざに、「これを沽らんかな。これを沽らん哉。我はあたいを待つものなり。」
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)