台川だいがわ
〔もうでかけませう。〕たしかに光がうごいてみんな立ちあがる、腰をおろしたみじかい草、かげろふか何かゆれてゐる、かげろふぢゃない、網膜が感じただけのその光だ、 〔さあでかけませう。行きたい人だけ。〕まだ来ないものは仕方ない。さっきからもう二十 …
作品に特徴的な語句
躊躇ちうちょ すぢ ほほ さはや 藤原ふぢはら 岩石もの おら こす 手拭てぬぐひ はうき 水苔みづごけ のぼ 工合ぐあひ こいし りょう 鉄槌かなづち 闊葉くゎつえふ ため 太田おほた 雑嚢ざつなう ぐつ 禿はげ 硅化けいくゎ かへ 及川おひかは 葛丸くずまる はず ことば 菅木すがき こけ 肥沃ひよく ふと しま きのこ やぶ 裂罅れっか 褐色かっしょく 覚束おぼつか わた たれ あか みち くら 釜淵かまぶち くつ 靴下くつした 駄目だめ ふもと わか 巨礫きょれき がけ わか もっと とが そろ 壷穴つぼあな ひら 可成かなり たた 北上きたかみ 二所ふたところ 上流かみ 沈澱ちんでん たき つぶ 一寸ちょっと ふち あわ 河童かっぱ 礫岩れきがん 此処ここ かば 栗鼠りす 曖昧あいまい 昆布こんぶ 斉藤さいとう
題名が同じ作品
台川 (新字新仮名)宮沢賢治 (著)