“斉藤”の読み方と例文
読み方割合
さいとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斉藤さいとう貞一かな。一寸ちょっとこっちを見たところには栗鼠りすの軽さもある。ほんたうに心配なんだ。かあいさう。
台川 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
今日は三年生は地質ちしつ土性どせいの実習だった。斉藤さいとう先生が先に立って女学校のうら洪積層こうせきそうだい泥岩でいがん露出ろしゅつを見てそれからだんだん土性を調しらべながら小船渡こぶなと北上きたかみきしへ行った。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)