“栗鼠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りす95.7%
リス2.6%
きねずみ1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつもそのあたりは人気が少くて、伸子たちから見えるところに、一人の銀髪の老人が、指環のはまった手をのばして、栗鼠りすに南京豆をやっていた。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
立ち並ぶそれらの大樹の根本をふさ灌木かんぼくの茂みを、くぐりくぐってあちらこちらに栗鼠りすや白雉子きじ怪訝けげんな顔を現わす。
決闘場 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
一郎はまたすこし行きました。すると一本のくるみの木のこずゑを、栗鼠りすがぴよんととんでゐました。一郎はすぐ手まねぎしてそれをとめて、
どんぐりと山猫 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
一六七六年版タヴェルニエーの『波斯ペルシア紀行』には拝火ゴウル教徒兎と栗鼠りすは人同様その雌が毎月経水を生ずとて忌んで食わぬとある。
栗鼠りす胡桃くるみを勘定するのに、自分一流の数へ方を知つてゐる。池田氏がそんな方法を知つてゐたところで少しの差支さしつかへもない。
が、突然歩きだした。室内をクルクルと栗鼠リスのように走りだした。そして四方の壁の表をしきりと探しているふうに見えた。
十八時の音楽浴 (新字新仮名) / 海野十三(著)
栗鼠リスの小さい皮をはいだので、一寸見はよいが弱そうなり。
そのなかで氏は、灰色兎・栗鼠リス・蜂鳥.馴鹿となかい・かんがるう・野犬などを虐殺するイギリス人の狩猟趣味を指摘し、これらの灰色兎・栗鼠・蜂鳥・馴鹿・かんがるう・野犬のすべてがいかに平和と穏順の半神的象徴であるかを一々古今の詩篇・散文・学説からの文句を引いて例証した。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
影にかくるゝ栗鼠きねずみ
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
栗鼠きねずみの木彫を観て
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)