“肥沃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひよく96.0%
こや4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江南江東八十一州は、今や、時代の人、孫策そんさくの治めるところとなった。兵は強く、地味は肥沃ひよく、文化は溌剌はつらつと清新を呈してきて
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼の本拠はハドソン河の岸のオランダの百姓がたいへん好んで住むような緑濃い、奥まった、地味の肥沃ひよくなところにあった。
今日では、田の草どころでなく、わざと紫雲英草れんげそうを種子蒔き前の田に植えて、空中窒素を地中に吸い取らせて土地を肥沃こやします。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)