“鼠矢”の読み方と例文
読み方割合
ねずみくそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
齲齒むしばが痛むとよく紙に包んで痛い齒に噛ませられる鼠矢ねずみくそが五粒ほど、黒くバラ/\こぼれてゐるだけであつた。
石川五右衛門の生立 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
鼠矢ねずみくそが一面に散らばつてゐるだけで、積つた塵埃の上に人の足痕なんぞはなかつた。
ごりがん (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)