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黒門町
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くろもんちょう
ふりがな文庫
“
黒門町
(
くろもんちょう
)” の例文
上野広小路の山崎(油屋)の横を
湯島
(
ゆしま
)
の
男坂
(
おとこざか
)
の方へ曲って中ほど(今は
黒門町
(
くろもんちょう
)
か)に住んでいました。この人が常に私の宅へ遊びに来ている。
幕末維新懐古談:63 佐竹の原へ大仏を拵えたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
春泥の引越荷物を運搬した運送店を発見して(それは同じ上野でもずっと隔った
黒門町
(
くろもんちょう
)
辺の小さな運送店であったが)
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ひとまわりごとに
黒門町
(
くろもんちょう
)
の四ツ目屋へ行って生きた蠑螈を買い、数負さまの天井へ打ちつけておりました。……咒いの秘伝では、ひとまわりを一日でもすごすとその人の身に祟りがあるということ。
顎十郎捕物帳:24 蠑螈
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
が、どう考えて見ても
途
(
みち
)
がない。やっと思いついたのは、伊藤を通じて一、二度会ったことのある
黒門町
(
くろもんちょう
)
の救世軍小隊長の秋原さんを訪ねて、とにかく今夜一晩を泊めてもらおうということであった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
「……
黒門町
(
くろもんちょう
)
」
青い紐
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“黒門”で始まる語句
黒門
黒門洞擂鉢大夜叉