“黒板（くろいた）” の例文

糟谷獣医（かすやじゅうい）は、去年の暮（く）れ押（お）しつまってから、この外手町（そとでまち）へ越（こ）してきた。入り口は黒板（くろいた）べいの一部を切（き）りあけ、形（かたち）ばかりという門がまえだ。

老獣医 (新字新仮名) ／ 伊藤左千夫(著)

黒板（くろいた）博士と新聞紙10・28（夕）

茶話：03 大正六（一九一七）年 (新字旧仮名) ／ 薄田泣菫(著)

かつらをかぶつて、黒板（くろいた）……

間引菜 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)

“黒板”の解説

黒板（こくばん）は、連絡事項あるいは伝達事項を記入もしくは掲示によって表示する器具。チョークで文字や絵を繰り返し書いたり消したりできる。学校や企業の事務所などで使われる。
黒板という名称は、英語の blackboard の直訳である。日本へは米国から伝えられたが、米国へはフランス人が伝えた。
(出典:Wikipedia)

黒	常用漢字 小２ 部首:⿊ 11画
板	常用漢字 小３ 部首:⽊ 8画