“黒函”の読み方と例文
読み方割合
くろばこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
フョードルは、黒函くろばこの蓋に手をかけると、音のせぬようにソッとはずしにかかった。一同の心臓は大きく鼓動をうって、停りそうになった。
(新字新仮名) / 海野十三(著)
一同はわめきあって、その四角の黒函くろばこをグルリと取り巻いた。
(新字新仮名) / 海野十三(著)