麁野そや)” の例文
全体この書は文句麁野そや、下筆また流暢ならず、とても及ぶべくもないが、古今名人大一座で話し合う所を筆記した体に造った点が、馬琴の『昔語質屋庫』にやや似て居る。
一つにはこれによって己らの麁野そやなる生活状態に研きをかけたいという希望も添うのである。