“鹿瀬”の読み方と例文
読み方割合
かせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、衣食は春秋はるあき二度ずつ、肥前ひぜんの国鹿瀬かせしょうから、少将のもとへ送って来た。鹿瀬の荘は少将のしゅうとたいら教盛のりもりの所領の地じゃ。その上おれは一年ほどたつと、この島の風土にも慣れてしまった。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
鬼界ヶ島を立った丹波少将らの一行は、肥前国鹿瀬かせしょうに着いた。