“鶉杢目”の読み方と例文
読み方割合
うずらもくめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
床柱は白南天しろなんてん、天井が鶉杢目うずらもくめで、隅爐すみろが切ってある。いかにも静寂閑雅かんがなかまえ。こんなふうにしていると、なんだか御大藩の家老にでもなったような鷹揚な気持になる。
顎十郎捕物帳:16 菊香水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)