鳳髄ほうずい)” の例文
「いや、無理もない。まだ主従の日も浅いのに、いまご辺と別れるにのぞんで、この玄徳ですら、左右の手を失うような心地がする。龍肝りゅうかん鳳髄ほうずいも舌に甘からずです……」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)