“ほうずい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鳳膸50.0%
鳳髄50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、贅沢といえば、まことに蘭飯らんぱんと称して、蘭の花をたき込んだ飯がある、禅家の鳳膸ほうずい、これは、不老の薬と申してもい。——御主人——これなら無事でしょう。
半島一奇抄 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「いや、無理もない。まだ主従の日も浅いのに、いまご辺と別れるにのぞんで、この玄徳ですら、左右の手を失うような心地がする。龍肝りゅうかん鳳髄ほうずいも舌に甘からずです……」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)