鰭袖はたそで)” の例文
裳の褶を作るのにないを持つた女などが、何でも無いことで、とりわけ重宝がられた。袖の先につける鰭袖はたそでを美しく為立てゝ、其に珍しい縫ひとりをする女なども居た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ひだを作るのにを持った女などが、何でもないことで、とりわけ重宝がられた。そでの先につける鰭袖はたそでを美しく為立てて、其に、珍しい縫いとりをする女なども居た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)