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鯁骨
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こうこつ
ふりがな文庫
“
鯁骨
(
こうこつ
)” の例文
鯁骨
(
こうこつ
)
の名の高い彼の
頸
(
くび
)
はいかなる権威にも屈することを知らない。ただし前後にたった一度、ある
顔馴染
(
かおなじ
)
みのお嬢さんへうっかりお時儀をしてしまったことがある。
お時儀
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
もし陛下の御身近く忠義
鯁骨
(
こうこつ
)
の臣があって、陛下の
赤子
(
せきし
)
に差異はない、なにとぞ二十四名の者ども、罪の浅きも深きも一同に御宥し下されて、反省改悟の機会を御与え下されかしと
謀叛論(草稿)
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
三楽が
若
(
も
)
しも小田氏の如く勢に附したらば、失敗はせざりしならむ。三楽は
鯁骨
(
こうこつ
)
を有す。成敗以外に、
巍然
(
ぎぜん
)
として男子の意気地を貫きたり。成敗を以て英雄を論ずべからずとは、三楽の事也。
秋の筑波山
(新字新仮名)
/
大町桂月
(著)
鯁
部首:⿂
18画
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
“鯁”で始まる語句
鯁直
鯁
鯁諤
鯁直慷慨