“鯁骨”の読み方と例文
読み方割合
こうこつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鯁骨(こうこつ)の名の高い彼の頸(くび)はいかなる権威にも屈することを知らない。ただし前後にたった一度、ある顔馴染(かおなじ)みのお嬢さんへうっかりお時儀をしてしまったことがある。
お時儀 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
もし陛下の御身近く忠義鯁骨(こうこつ)の臣があって、陛下の赤子(せきし)に差異はない、なにとぞ二十四名の者ども、罪の浅きも深きも一同に御宥し下されて、反省改悟の機会を御与え下されかしと
謀叛論(草稿) (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
三楽が若(も)しも小田氏の如く勢に附したらば、失敗はせざりしならむ。三楽は鯁骨(こうこつ)を有す。成敗以外に、巍然(ぎぜん)として男子の意気地を貫きたり。成敗を以て英雄を論ずべからずとは、三楽の事也。
秋の筑波山 (新字新仮名) / 大町桂月(著)